2012年9月11日火曜日

川崎BAY CAMP.9月8日-9日.レポート①The Birthday/MO'SOME TONEBENDER

9月9日15:57、我が都市葛飾に帰還せり。鳴り止まぬリズムと疲労のために「地獄の季節」を読み返そうとして、気づいたら、よだれに添い寝をしてもらっていた18:07。このちょうど24時間前、わたしは神奈川県は川崎市、BAY CAMP@東扇島東公園でThe Birthdayの演奏があと3分で始まるのを前方10列目ほどで待ちわびているところでした。




The Birthday

[SET LIST]
1. Buddy
2. ROKA
3. SATURDAY NIGHT KILLER KISS
4. Riot Night Serenade
5. さよなら最終兵器
6. 涙がこぼれそう

目。というのは本来とても混沌としたものであることはご存知のことと思います。たとえば、マリッジブルー。たとえば、尖閣諸島。たとえば、大学時代。だから、ひとは年中行事できっちり境界線をつくりだし、混沌をなくそうと努めているのだと思うのですが、BAY CAMP開催地たる川崎市、東京と神奈川の県境にありまして、新宿は都庁の光も・横浜はマリンタワーの光も、微妙に届かない。つまりはケイオスが発生するにはちょうどいい土地であります。
そして、日が沈もうとする時間帯、この昼と夜の境目を東南アジア諸国のひとびとは丁寧にゆっくりと過ごすと聞いています。それもやはり混沌を避けるためでしょう。しかし、その知恵を失った、もしくは混沌に飢えた人間たちは、すっかり狂喜乱舞し、そう、The Birthdayの時間はダイバーが飛び交い、きりもみになり、痴漢が現れ、最後は財布がスられる。という笑、この夏いちばん忘れられない。または呆然とする混沌に満ち満ちた時間となりました。

けれども、[さよなら最終兵器]の大合唱。「どんなに汚れても、海は海だからねえ」というMC。ラスト[涙がこぼれそう]で、ギターの音が出なくなったフジイさんに、チバさんが自分のグレッチをかかげて弾くよう合図、向かい合った二人。笑いあいながら、一本のギターをはさんでアウトロを完成させる。というちょっと胸のつまるような場面、は、The Birthdayの純粋ないい気分を伝える最高のエピソードでありました。フジイさんご自身も、ライブ後twitterで、「バンドっていいなぁ」とつぶやくぐらいには最高。エモーショナルとはまさにこういうときに使う言葉ですなあ。ええ。本当にエモーショナルなライブでありました。

まあね、痴漢や財布をスられたのはね笑、なにかの吉兆でしょう。楽しみに待ちます。別にいいやということじゃありません、犯人が見つかれば(痴漢のほうは覚えてっかんな、バカヤロー水差しやがって。)Aphex Twinのジャケットの顔をしながらぶん殴って、東京湾の養分にしてやりたいと思います、ははは、けれどもわたしがやらなくてもきっとどこかで痛い目にあってくれるでしょう。


DANCE DANCE DANCE!!

MO'SOME TONEBENDER

[SET LIST]
1. TRIGGER HAPPY
2. LOST IN THE CITY
3. TIGER
4. SHINING
5. ロッキンルーラー
6. BIG-S

23時すぎ。いよいよ真夜中という時間になって、ああ、月だ。半月にやや足りない月がのぼってくる。あ、うっそ、今すっげえことに気づいちゃった、ねえ朝まであと7時間もあんじゃん、しかもこれからモーサムじゃん、うわあ、あたしモーサム初めて。どーしよ、[SHINING]やってくれるかなあー。ぜひ生であのイントロを聴きたいですなあー。っちゅーか、百々ほっそ!(サウンドチェック始まる)、しゃばい、本物だあ、感動だあ、ああー何考えてるんだろお(百々、藤田勇の機材トラブルに話し込むスタッフたちを遠くから棒立ちで眺め続ける。)、早く始まんないかなあ。(後ろの男子2人)「なあ、モーサムってギターふたりいんだけどさ、」「うん」「ひとりはもともとドラムなんだよ。」「へえー? 」「ある日、ドラムが前に出たくなってギターはじめたらしい笑」「んだよ、それ笑」(わたし、釣られ笑い)、と、これこの通り、まるで無防備なユルい気持ちで見始めたところ、あまりの熱と意味不明さにあてられてしまい、財布をスられたのとは別の方向から呆然とする。という素晴らしい体験をいたしました。

呆然。というのは、まずは素晴らしい演奏、[SHINING]がCD音源と同じキラキラ感でもって聴けて。いや、CDよりもいっそうキラキラしく・騒々しく・めっちゃくちゃ。ながらも、各人のソロはスーパークール。百々のムスタングの暴れっぷり・鳴きっぷりもたまりませんでしたが、武井さんのおっとこまえなベイスに絶叫。

だけども、その男前な武井さんがクリスマスのオーナメントよろしく発光している事実。については、興奮しまくる右脳がある一方、左脳では「なんかオカシイ・・・。」とサイレンが鳴り響いているのでありました。
そもそも、登場シーンからおかしく、武井さんがいないなあ。とステージを見ていたら、後方からキャーっという歓声(悲鳴)、振り返ると、白い作務衣に般若の面、「祭」と書かれた赤い巨大うちわ。という装備で武井さんが歩いていました。(ちょっと自分でも何書いているかわかんない)
ステージに上がった後も、電飾を身にまとい、ライトセーバーをぶん回し。というパフォーマンスを繰り広げ、その横で百々は普通にロックンロールをする。というそのコントラストなシュールさにとってもむねをうたれました。ありがとうございます。ちなみに武井さんはわたしの真横をとおったのでちょっと触ってしまいました。(あ、これが痴漢されたことの裏返しか?)

(終演後、先ほどの男子二人)「・・・・・・すごかったな。」「・・・・・・な。モーサム、どこ向かってんだろうな。」
他のバンドについては後日。(group inou/zazen/8秒/DJブース等)

BGM

Honky Tonk

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